Tsukuba endurance meeting
2004.8.8
sunday
皆で挑んだ真夏の耐久
8月8日 天候:曇りのち晴
いつも競いあっているヨタハチレーサー?の3人(アタケさん、Dさん、管理人)
は今回アタケさんのお誘いで「カラス」を皆で駆ることになりました。久々に開催
されるツクバ夏の1H耐久です。3人で参戦なのでちょうど20分づつ乗ることに
なります。最強のアシを持つカラスに乗れるとあって朝からテンション高めです。
今回の車検はチェックが厳しく
あちこちの車両がダメ出しをく
らっていました。ウチも例外で
はなく窓の構造変更やタンクの
コンテナ無し等を注意されまし
た。
予選まで時間があったので他レースの車両をチェック!
今年はじまったばかりで参加台数
はまだまだという感じのTSカッ
プ。一番手前はKPファクトリー
のスターレット。チームウェアま
でキマってますね。
改造範囲が広い=熱対策が必要と
なるFレースも参加台数が少なめ。
やはり夏は人とレースカーにチビ
シイのだ。
おなじみのFレースの車両の中に
当時の雰囲気ムンムンの車を発見。
あれ、ドライバーは耐久にも参戦す
るK藤さんでびっくり。タフなオジ
サマなのだよ。
スプリントレースも行われました。
PクラスとSクラスが混走となり、
速度差が広がる為にドライバーの
器量が試されます。
同じクラブSTINGからY田さ
んのミニも奇跡の完全復活から今
回が2戦目、総合の表彰台を目指
します。
スプリントレーススタート!64番
のトライアンフが一気にトップに立
ち後続を引き離しにかかる。ミニも
離されまいと必死でついていく。
・・・最後までこのままの順位でチ
ェッカーが振られY田さん念願の総
合表彰台はおあずけ。
それでは今大会のメイン?イベント1H耐久参加車両を紹介していきます。
クラブゾーンルージュはアルピー
ヌM63での参戦。フランスのお
宝を見崎さん達オジサマ3人でゴ
ールを目指します。
クラシックカーらしさ抜群?の(
ビッグ)ヒーレー。ワイヤーホイ
ールが泣かせます。
ゼッケン32番は240Zと思い
きやZ432です。青いかむカバ
ーのS20が誇らしげ。軽いエン
ジン音が印象的でした。
窒素ガスをタイヤに使うとは気合
入っているセリカのGTV。
熱変化が起きにくいのでプロのレ
ースじゃ常識ですがここにもいた
のね。
バカボンの警察官みたいな顔のチ
ェリーX−1。初期のFF車とし
てクセのある面白い車だったそう。
こちらもチェリーなんだけどクー
ペX1−Rなのだ。昨年レストア
を終えたばかりの車両はすっごく
キレイ。オーナーの奥様?が嬉し
そうに写真を撮っていたのが印象
的でした。
浜松から参加しているPクラスの
110サニー。サニトラには無い
スタイルのよさにしびれます。
同じ浜松チームのPクラスカロー
ラ。我々と同じSTING浜松で
すので合計3台でのエントリーに
なります。
スプリントで圧倒的に速いS80
0。今回は同じクラスなのでこの
車より前に行かねば入賞は無いと
あって目が離せません。
車高が程よく落ちてカッコイイ5
10ブル。結構キレイに仕上がっ
てますが本戦ではマサカのクラッ
シュを喫す。
ファミリアロータリークーペ。キレ
イなブルーと白のストライプがカッ
コイイ。オバフェン無いのもすっき
りしてまた良いね。
お待たせ!アタケさんのカラスで
す。レーシングスーツに着替え準
備は万端!照りつける日差しもな
んのその。熱を溜め込む黒いボデ
ィと相まって車内はサウナ状態。
スタートは変則ルマン式。コース
のウォール前に並べてコース反対
側から走ってタッチするのだ。
それにしても暑い〜
カラスはハメ殺しの窓なのでDさ
んがドアをパタパタやって風を送
ってます。
アナウンサーが1台1台まわって
インタビューしているので待って
いる時間が長い!
隣のチェリーのドライバーが「早
く始めてくれぇ〜」の叫びにDさん
「だってもう耐久は始まってるん
ですよ」と。ウマイねえ。
フラッグ振られて猛ダッシュ!
こんなに真剣に走ったのは何年ぶ
り?コケる余裕などありませ〜ん
好スタートを見せたアタケさんは
皆で見逃してしまうほどびっくり
するような順位で一週目を回って
きました。2番手は管理人のけん
いちです。早くもスーツを着込み
ヘルメットをかぶりその時を待ち
ます。
チームメカニックも暑い中タイム
計ったり忙しい。これもまた楽し
いんです。
残り20分で最終ランナーDさん
にバトンタッチ。毎周安定したタ
イムで3番カローラといい勝負。
なんと最終ラップ寸前に3番カロ
ーラをかわしベストラップをたた
き出したDさん。この時ばかりは
東次郎が乗り移ったようでした。
お疲れ様の面々。ホンダのエスに
はかなわなかったがまあ、楽しか
ったからいいんじゃない?次回か
らはお互いの車で競い合うことに
なりますからね。
ところがドラマは終わっていませ
んでした。暫定クラス優勝のホン
ダのエスが再車検を拒否、失格と
なる事が判明し車検員からヘッド
開ければ繰上げ優勝だよと言われ
皆のココロはただひとつ、「やっ
たろうじゃん」
そりゃヨタを知り尽くした3人で
すもの。エンジンばらすのは速い
速い。ここまで20分でできまし
た車検員もまさかこんなに早いと
は思わなかったでしょうね。
今回のキビシ〜イ車検員さんの股
の間から失礼して・・・
ボアを測定たら803ccより、
むしろ排気量少ないぐらいだった
のでモチロン再車検OK・・・っ
てことはクラス優勝!ヤッター!
耐久レース全体で20台、完走が16台。トップのサバンナは全他車を周回遅れにするなど
大人気ないとも感じましたがまあ、それぞれ楽しませてもらったようです。今回は前日から
アタケさんファミリーにお世話になりっぱなしで感謝しきれません。このようなイベントに
参加できたことを心から嬉しく思っています。チームタナボタは今回で解散ですが次回も結
成するのか今後の活躍に期待しましょう。
おしまい。
戻る