Tsukuba meeting
2004.7.11
sunday
最後まで頼むぜ鉛蓄電池


7月11日AM7:00天候:晴
前回参戦時と同様、前日宿に泊まるパターンでの参戦。
到着後、朝から強い日差しの中、積車からレーシングを
降ろしピットまで4人で押していく。
今回はオイル、プラグ、タイヤのエアー、バッテリーの
充電等、当たり前の整備をしてあったので残るホイール
のまし締めを行い、オイル漏れが無いかを見れば準備は
万端。これが慣れてきた証拠か?焦りがないのだ。


予選を前にSレース参加者をチェック!
AUT_2946-w400.jpgゼッケン42はアタケさん。
ついにSタイヤを装着した「カラス」
はTMSCホイールと相まって凄みが
倍増!


AUT_2947-w400.jpgDさんのトージローも参戦の毎に
調子を上げてきている模様。
抜けたコニのショックをスパック
スに換え効果を期待。


AUT_2949-w400.jpg初めて対戦するMGミジェット。
念入りに磨きこまれていました。
うん、レースカーはキレイじゃ
ないとネ。


AUT_2951-w400.jpgクラス1最強のオースチンヒーレー
スプライトMk-2.
ミジェットと同じボディなのに名前
が違うのだ。


AUT_2952-w400.jpg今回は1台参加のロータスコルティナ。
前回優勝の勢いを引っ提げてクラス2
の連続優勝を目指します。
といってもこのクラスは1台だけだっ
たり・・・


AUT_2950-w400.jpgS800と初めて一緒に走ることに
なりました。幸いクラスがS68に
なるので安心?です。
だって予選で15秒台だよ。相手に
されません。


AUT_2948-w400.jpgこっちはS68のクラス優勝経験もあ
るエスハチ。筑波ではおなじみの車で
す。
バンパーレスが違和感無くカッコいい
ですね。


yosen1-w400.jpg予選スタート!照りつける日差しが
容赦なくアスファルトを焼き、タイ
ヤの温度を上げていく。
人間もまた同様でズルズルとアウト
に膨らんで?
のっけからかなりへばってます。


うだる暑さの予選を終え車両保管時間が解けたら整備にとりかかります。
AUT_2945-w400.jpgカラスはテントの下に入れてジャッ
キアップしてエアーを測定中。
車高の低さは3台中ダントツなので
ジャッキが入らない?それでリア切
ったのかな?


start1-w400.jpg走行前サポートのT君に再度ホイ
ールのまし締めをしてもらい、充
電しておいたバッテリーを載せ、
M松さんにエアーを1.7まで下
げてもらった。


気分は本戦に向けてグングン上昇。

fight1-w400.jpgそしてレーススタート!
今まで苦手にしてきた1ヘアピン
を直前に見たFレースの影山正美
サニーの走行ラインをまねして走
行。なるほどイイ感じ。


コース改修でゼブラゾーン内側に
アペックスゾーンが誕生。これで
スピンした車の巻き上げた砂利に
悩まされずにすみそうだ。


 ・同じ車?なのに
スタートして前を行くカラスを追うが1コーナーでインを取れず後ろにつく。注目の1ヘア
ピンで同じ速度で突っ込んだらこっちの車だけ曲がりませんでした。「おっかしいなあ、同
じ車なのに」って相手はSタイヤだった。アウトにはらんだ失敗をDさんが逃すはずも無く
ラインをクロスして抜いていく。なんてこったい。一週目から最下位ですよ。こうなったら
前を追っかけるだけなので気持ちは楽だ。Dさんの「20番」は予選で6000rpmまで
しかフケないトラブルに悩まされたが本戦直前まで整備をしていたメカニックの努力も報わ
れて調子は良さそう。


 ・3台のパレード。
スタートからわずか2周でSR311とMGミジェットがグリーン上に止まり、イエローフ
ラッグが振られる。SRはリアがべっこり凹んで気の毒だ。同時にリタイアということは接
触?なんて気にしながら走っているとあやうく20番を抜きそうになって減速。普段イエロ
ーフラッグが出ても接戦なんてないから気にしなかったんだけど誰でも知ってるルールです
からね。グリーンフラッグが出てから再度追撃モード突入!3台がテールツゥノーズで最終
コーナーを抜けていく。まるで3台でパレードしているかのように。


 ・お先!
第2ヘアピンからの立ち上がり加速に賭け「20番」に並び最終コーナーをインで押さえギ
リギリの接地状態で「お先!」とノーズをねじ込み、ホームストレートで完全に前に出る。
心臓はバックバクだが容赦なく1コーナーが待ち構える。


 ・アタケ号捕らえた!
次のエモノは前を行く真っ黒な物体のみ。ミジェットがリタイヤし、このままいけば3位は
確保できる。がしかし、そこで手綱を緩めちゃレースじゃありません。カラスは確かに速い。
なんと言ってもコーナーリングスピードが段違い。こっちがダンロップのS字を大ぶりに抜
けていくのをカートのようにクイックに走る。ステアリング機構がラッピ化されているのも
かっちりした走りに一役買っているのだがあきらめては終わりだ。ギリギリまで遅らせ
るブレーキはロック寸前までガツンとかけて追い込み、直後のアクセルの踏み込みは女の子
を扱うようなデリケートさを要求する。じっくりじわじわタイヤのよじれる感じをつかみな
がら最良のトラクションをかけ加速していく。9周、10周目に入り自分でも「乗れてる!
」と感じながら前だけを見てチャンスをうかがう。


 ・えっ?もう終わり?
電池の心配も吹っ飛ぶくらいに熱くなって「カラス」を捕まえようとしていたがコントロー
ルタワーに目をやるとチェッカーが。「えっ?もう終わり?そんなあ」集中力が持続できた
のに自分でも驚きました。各ポストでオフィシャルが手を振っている。こっちも感謝の気持
ちを込めて振り返す。第一ヘアピンスタンドではサポートしてくれた面々が見える。恥ずか

しさなんてどこへやら、思いっきり手を振る。完走してこそのウィニング?ラン。誰がなんと言おうとも
走り終えた全員がスターなのさ。

finish1-w400.jpg今回は参加台数が少なかったとは
いえアタケさんにつぐ3位をゲッ
ト!景品はなんじゃろな?とわく
わくしているところにJCCAス
タッフから今回は賞典なしを告げ
られがっくり。ちゃんとオチがつ
いているのが自分らしいかも。


今回サポートをしていただいたS
前さん、M松さんT君夫妻。
ありがとうございました。


finish2-w400.jpgさて帰ろうかとエンジンに火を入れ
ようとスタートボタンを押すがウン
ともスンとも。やれやれ、ギリギリ
持ったバッテリーを労うように皆で
押してピットへ。


 最終結果  クラス1
順位 車番 車名
1位 77 横山さん ヒーレースプライトMk-2
2位 42 アタケさん トヨタS800
3位 76 管理人けんいち トヨタS800
4位 20 四葉オートDさん トヨタS800
Sレース全体で20台、完走が18台。S65で1クラスの完走は上記の4台。
今回、夢の18秒台に突入し、いよいよ17秒も見えてきた?(気が早いっちゅうの!)
来月8日は1時間の耐久レース。アタケさんのカラスをこの3人で駆るのだ。今から
熱さに耐えられる体力づくりをしていかないと持たないかもねぇ。

というわけで応援に来てくれた皆さんをはじめ参加者、そしてスタッフの皆様。今回も
楽しくレースができ、感謝します。
あと、写真提供をしていただいたT君とK藤さんありがとうございます。

おしまい。

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