Tsukuba meeting
2003.3.30
SUNDAY
ヨタハチレーシングついにデビュー
本戦の前日夜まで仕事をして、
強行軍での参加だけに眠い。
3時半に駐車場に入り、うたた
寝をするが倒れない積車の座席
では快眠できるはずもなく、僅
かな頭痛をひきずりながら受付
を済ませパドックへ。
駐車場からピットへ押していくの
ですが押し疲れて乗って移動して
しまいました。大人しいエンジン
音なので大丈夫かな?と思いきや、
エンジンが暖まってなくてバック
ファイヤが出る始末。すみません
でした。
ピットに着くと86番は既に到着。
軽く整備を済ませ車検場に向かう。
車検でオイル漏れが発覚。
オイル口の筒からオイルが
滲んでいた。あとで見てお
きます。でOKでした。
車検中に応援に駆けつけて
来てくれた仲間に早速押し
てもらう。やっぱり2人以
上でないと動かすのは大変。
いつも物腰やわらかでレース
とは無縁に見えるD氏のヨタ
ハチは20番。シルバーのボ
ディと相まって気分は浮谷東
次郎?
メディカルチェックは血圧
のみを測定し平常で問題な
し。その後車に乗り込み、
予選の為にピットロードに
並ぶ。
ジネッタ、コルチナ、ルノーR8、
ジャガー等の外車勢に負けじと
54Bスカイライン、S6、べレット
と国産スポーツカーがエントリー。
そして最後にヨタハチ3台が並び
S65クラスの名のとおりこれぞ
クラシックカーレース。
車の様子を見ながらコース
を覚えるために色々試しな
がら走る。富士と違いスト
レートが短いので息つく暇
の無いコースである。
パニックになりながらも冷
静を心がける。
予選は23秒と流して走っ
てもまずまず。6000rpmしか
回さなかったので製作者の
O氏に予選なんだから回さにゃ
イカンと慎重すぎる走りにゲキが
とぶ。
ルノーゴルディーニは普通の
セダンに見えてRRだったり
します。
ゴッティの幅広ホイールにダ
ンロップのG5という懲りよ
う。
これも同じクラス1のS600。
ニューイヤーミーティングに展示
されていましたね。ヨタよりも予
選では6秒以上の開きが。
ベテランのエントラントだけに、
ツクバの攻め方を心得てらっしゃ
る。ウインドスクリーンにNO WAR
のステッカーが。平和でこそレー
スを楽しむことが出来るんだから
ね。同感です。
丸っこいにも程があるって
感じのウェストフィールド。
これまた車高が低くて軽そう。
同じクラスですけど圧倒的に
速くて勝負になりませ〜ん。
ジネッタがS65クラスになるとは。
昔からこのデザインなんだからス
ゴイ。
ツートンカラーも決まっている
スカイライン54B。外車勢に
立ち向かいクラシックカーレース
でも伝説を作ってくれるかも?
86番はポンコツおじサムでは
なく、M氏が借りての参戦。
あまりお話が出来ずに残念。
しばらく車両保管があり、
ドライバーズミーティング
の後、本戦スタート。グリ
ッドへ向かう。
D氏のヨタもグリッドへ。
バイク用みたいなキャブトン
マフラーからは太いエグゾー
ストが響く。
ミツ○カの車じゃないよ。ジャガー
です。ヨタとはあらゆる面で反対で
すがもしかしたら勝負になるかも。
そこがツクバでのレースの魅力です。
ポールポジションにジネッタの
2台。続いてTR-4やコルチナが。
グリッドに着いてからエンジン
停止しサーキットに静寂が訪れ
る。それとはウラハラに心臓の
鼓動は押さえ切れないほど高く
なり緊張に押しつぶされそうだ。
フライングすれすれの好スタート
のD氏に先行されるが、あせらず
チャンスをうかがう。
最終コーナーの走り方がわから
ない。毎週違ってしまうし、コ
ース外側にはオイル処理の粉が
すべりやすい路面であることを
物語る。
恐怖心に負けそうになりながら
接地感の無いコーナーリングを
繰り返し、12周目に大スピン。
あわやコンクリートウォールに
クラッシュか?のアクシデント
も。基本的にドリフト苦手です。
ヘアピンもどう走ったらわから
ない。速度を乗せるべきかきっ
ちり減速すべきか。首をひねり
ながら悩みの走行は続く。
レース終了後には仕事に戻らねば
ならないので本戦終了後に撤収の
予定でしたがゴール後になぜか車
両保管が別の場所で行われた。
なんで?クラス4位でした。ちな
みにこのクラスは6台が参加。
レース終了後に会社に戻り出張の準備をして31日から川崎へ出張に行く忙しさ。
華やかなレースの世界を楽しむ為には現実問題でお金が掛かるのです。働かねば遊
べない。両立は難しいけれどなんとかやっていきます。次回は10月。それまで保
管せねばいけません。どうせならどこかのショールームに置いてもらえないかなあ。
これがあとから送られてきた4位のカップ。
素直に嬉しいです。
小中高と運動オンチで賞なんてもってのほかの
人生だったのでモータースポーツというものが
存在してよかったなあと思う今日この頃。
戻る