レース参戦計画 レーシングカー製作編その3

先日ひょんなとこからミニエースorパブリカ用のフルフローエンジンを入手し
た。なんでもこのエンジンがレーシングエンジンベースには最適なんだそうで、
なかなか見つからずにいて、杉山氏から譲ってもらう予定で半ば諦めていたので
すが不思議な縁でやってきました。


とりあえず出来ることは自分でやってみよう!がモットーなのでエンジンを分解
していきます。まずは、ジェネレータ、オイルフィルタ、スタータモータ、フラ
イホイール等を外します。すっきりしたところで黒く覆っているシュラウドを外
します。大抵かなり油にまみれています。次にヘッドを分解します。ピストンも
抜いてやればクランクケースのみのエンジンになり一人でも持ち運べるようにな
ります。


e01-w300.jpg 小さくなったところで積年の垢とも
 よべるオイル汚れを落としていきま
 す。


e02-w300.jpg 灯油とブラシでここまでキレイにな
 ります。当然左ね。右はパーシャル
 フローのパブリカエンジン。
 せっかくエンジンをキレイにしても
 結局シュラウドに隠れてしまう運命
 なのですが・・・


76yota1-w400.jpg 磨いたエンジンを持って
 いくとレーシングはだい
 ぶ進んでいた。
 リア周りの処理が終わり
 続いてドア屋根、フロン
 トと進んでいきます。


76yota2-w400.jpg 腐っていた左前部分は鉄
 板を形に合わせ溶接。ど
 んどんできてきています。


いよいよレーシングの製作も佳境に入ってきました。
夏のツクバデビューは残念ながらお預けになってしまったので(仕様が決まらなくて
エントリーできなかったのです。)8月後半には完成の予定です。

seat-w400.jpg 7月20日
 ロールケージが入り「いか
 にも」 になったヨタハチ
 レーシング。
 
 カプチーノ用のスズキスポ
 ーツシートをとりあえず付
 けてみる。


meter-p1-w400.jpg ロールケージの前側はメータ
 ーパネルを避けて床まで届き
 ます。職人気質が感じられる
 造りです。
 
 メーターパネルをブチ抜くの
 も一つのテですがこっちのほ
 うがカッコいいです。


meter-p2-w400.jpg 真ん中にタコメータ、左にス
 プリットファイアの油圧計、
 右には同じくスプリットファ
 イアの油温計が装着されます。
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sidep-w400.jpg 室内は先に黒で塗装。
 助手席スヘ゜ースには消火器
 が納まります。


frp-w400.jpg 一見ノーマルのドア内側パネ
 ルですがFRPの一枚ものです。
 軽さとレーシーさを演出。


tank-w400.jpg 安全タンクは中古のATL。
 30リッターと大きめなので
 トランクを占領しています。
 スプリント用に作るので、コ
 レクトタンクは付けません。
 バッテリーは左にボックスを
 作って格納します。多少重心
 が高いがなんとかなるでしょ
 う。


pomp-w400.jpg 電磁ポンプはタンク右に付き
 ます。ここからキャブへと燃
 料をガンガン送るわけです。


eg-w400.jpg で、エンジンはどうなってい
 るかと見てみると、まだバラ
 した状態でした。
 2気筒だからやりだしたら早
 い?


urethane1-w400.jpg ブッシュはウレタンで作成。
 右に寂しそうにしているのが
 コ゛ムブッシュ。
 カチッとしたスタビライザに
 なりそう。
 ちなみにスタビとトーション
 バーはノーマルヨタ用を使用
 します。


urethane2-w400.jpg あちこちのブッシュがウレタ
 ンに替わっていました。
 どんな乗り味になるか楽しみ
 です。
 9月にはシェイクダウンがで
 きるようにツクバでの走行会
 をチェックです。


あ、しまった。ガレージ探さにゃイカン。
ここまでフルレストアに近い状態のものを保管する場所・・・う〜ん頭イタイ。
フツーはガレージ用意してある人間がレーシング作るモンなんだろうけど、そん
なことしてたらいつまでたっても参戦できんわい。


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