レース参戦計画 〜レーシングカー製作編その3〜
先日ひょんなとこからミニエースorパブリカ用のフルフローエンジンを入手し
た。なんでもこのエンジンがレーシングエンジンベースには最適なんだそうで、
なかなか見つからずにいて、杉山氏から譲ってもらう予定で半ば諦めていたので
すが不思議な縁でやってきました。
とりあえず出来ることは自分でやってみよう!がモットーなのでエンジンを分解
していきます。まずは、ジェネレータ、オイルフィルタ、スタータモータ、フラ
イホイール等を外します。すっきりしたところで黒く覆っているシュラウドを外
します。大抵かなり油にまみれています。次にヘッドを分解します。ピストンも
抜いてやればクランクケースのみのエンジンになり一人でも持ち運べるようにな
ります。
小さくなったところで積年の垢とも
よべるオイル汚れを落としていきま
す。
灯油とブラシでここまでキレイにな
ります。当然左ね。右はパーシャル
フローのパブリカエンジン。
せっかくエンジンをキレイにしても
結局シュラウドに隠れてしまう運命
なのですが・・・
磨いたエンジンを持って
いくとレーシングはだい
ぶ進んでいた。
リア周りの処理が終わり
続いてドア屋根、フロン
トと進んでいきます。
腐っていた左前部分は鉄
板を形に合わせ溶接。ど
んどんできてきています。
7月20日
ロールケージが入り「いか
にも」 になったヨタハチ
レーシング。
カプチーノ用のスズキスポ
ーツシートをとりあえず付
けてみる。
ロールケージの前側はメータ
ーパネルを避けて床まで届き
ます。職人気質が感じられる
造りです。
メーターパネルをブチ抜くの
も一つのテですがこっちのほ
うがカッコいいです。
真ん中にタコメータ、左にス
プリットファイアの油圧計、
右には同じくスプリットファ
イアの油温計が装着されます。
スポンサーさんに感謝!
室内は先に黒で塗装。
助手席スヘ゜ースには消火器
が納まります。
一見ノーマルのドア内側パネ
ルですがFRPの一枚ものです。
軽さとレーシーさを演出。
安全タンクは中古のATL。
30リッターと大きめなので
トランクを占領しています。
スプリント用に作るので、コ
レクトタンクは付けません。
バッテリーは左にボックスを
作って格納します。多少重心
が高いがなんとかなるでしょ
う。
電磁ポンプはタンク右に付き
ます。ここからキャブへと燃
料をガンガン送るわけです。
で、エンジンはどうなってい
るかと見てみると、まだバラ
した状態でした。
2気筒だからやりだしたら早
い?
ブッシュはウレタンで作成。
右に寂しそうにしているのが
コ゛ムブッシュ。
カチッとしたスタビライザに
なりそう。
ちなみにスタビとトーション
バーはノーマルヨタ用を使用
します。
あちこちのブッシュがウレタ
ンに替わっていました。
どんな乗り味になるか楽しみ
です。
9月にはシェイクダウンがで
きるようにツクバでの走行会
をチェックです。
あ、しまった。ガレージ探さにゃイカン。
ここまでフルレストアに近い状態のものを保管する場所・・・う〜ん頭イタイ。
フツーはガレージ用意してある人間がレーシング作るモンなんだろうけど、そん
なことしてたらいつまでたっても参戦できんわい。