疾れパブリカ!
ヨタハチに追いつけ追い越せプロジェクト
●STEP24 2009/7/25 本戦用エンジン組み上げ。
クランク加工があがってきたので本戦用エンジンの組みあげです。
と、その前に。
予備用のエンジンはタイミングギヤカバーを後期の
フルフロー用にしてみたがパーシャルフローエンジ
ンには合わない事が判明。オイル経路が違うのでバ
ルブリフターにオイルが回らないことから異音が出
てしまうのだ。ケースと同じギヤカバーに替えたら
あっさり音は消えました。しかしこれはあくまでも
予備エンジンであるから意を決して降ろす。
ポンコツおじサムから届いた加工済みクラン
クの美しい仕上がりにため息。コンロッドに
は既にメタルが付いています。外すのと逆の
手順でストーブで暖めて入れ込みます。
クランクが収まったら今度はコンロッドの取
り付けです。オイルをしっかり塗って整備書
の規定トルクで締め付け。
ウマく押えながらやらないと反対側のパーツ
がケース内にカツンと落ちるから緊張する。
シリンダ嵌めてやれば半分は終わったよう
なもの。とりあえずパブリカ用カムで様子を
見ることに。
同時進行でシュラウドの塗装をナベさんに任せる。
つや消し黒で良い感じになりました。ただ塗るだけ
ではつまらないので細工を施す。出来上がりが楽し
みです。
2009/8/4
エンジンの積み下ろしにボンネットが邪魔だった
ので取り外す。担い手がいればエンジン積むのも
楽チン
無事本戦用エンジンが載りました。あとは
シュラウド等付けていきます。
2009/8/8
1000km当日までにミーティングを兼ねた作業日を設け、
岡崎のゴン太さんが遠方から駆けつけてくれました。割って
からでは遅い寒冷地仕様のガラスカバーを取り外し、アクリ
ルでゴン太さんと兄で製作してもらいました。すっきりして
それでいてよい雰囲気に仕上がってます。
2009/8/9
ナンバー部分にポンダ(発信機)取り付け用の
加工を施す。これもナベさん担当。エンジンは
少しずつ組み上げ始動するトコまであと一歩。
2009/8/11
ようやくエンジン周りが完成しました。ここま
で毎日深夜まで作業が続き疲労が溜まってきま
した。
シュラウドにシルバーでトヨタと入りました。
なかなか良いアクセントになってます。一番側
アッパーシュラウドの蓋にはパブリカのパの字
をシールで製作。遊び心も必要です。
ついでにウインドウォッシャーを加工してシュ
ラウドへウォータースプレー機構を作ってみま
した。
イメージではファンに当たった水が細かい霧状
になってシリンダに到達し放熱効果で油温を下
げるというもの。ノズルには贅沢にヨタハチ用
のウォッシャーノズルを使用。しかしそこは素
人。一度水を出すと吐出口がタンクより低いた
めサイホンの原理でダダ流れ状態に。メカニッ
クのA山さんにチェックハ゛ルフ゛を提供して
もらい事なきを得る。
2009/8/12
仮ナンバーでテスト走行。最近出来た伊豆縦貫
道が程よい距離で最適。しかしエンジンは温ま
ってくると不定期なカン・・カカン。と異音発
生。音の発生元を探るがまったく解らない。
大きな音でないし振動にも結びつかないので走
ってみることに。
テスト走行中にバリバリバララーンとけたたま
しい異音が発生したのでやべぇブローした?と
思っていたらまだ走る。原因はなんじゃろとフ
ァン外したらシュラウド固定の三箇所のボルト
&ナットが緩んでました。これは締め忘れです
な。幸い大事に至らなくて良かった。外しつい
でに走ってパンチが無いことからヨタカムに変
更することにした。どうせなら富士で気持ちよ
く走りたい。
組み付け後走行テストを繰り返すが油温計が60℃で止まってる。色々替えてテストして
なんてやってたら13日の朝になってた。そのままフロにも入らずスピードウェイに向か
う。さてはて本戦のK4−GP1000kmはどうなったのか。詳細は下記ページに。
2009/08月14日 K4-GP富士1000km耐久
STEP23 4基目エンジン(予備用)を組む
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STEP25 ロードバージョンへの道
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