K4GPinDART’04
2004/3/14(sun) in MOTOSU-highland
本戦編


AUT_2619-w400.jpg雄大な富士をバックに好天に
恵まれた本栖ハイランド。
朝8時に集合し、10時から
6時間の耐久ダートレースに、
ホントに最後と決めた与太八
スピリット号での参戦。
雰囲気重視で仕上げてみまし
たが東南アジアにいそうな謎
の車になりました。


AUT_2603-w400.jpgスタートを待つ車の中に黄色
のレーシングヨタオーナーで
あるアタケさんとストーリア
X4を発見。
見るからに金掛かってそう。
ボンネットはカーボン?
これは戦闘力高そうだ。
本気具合がビッシビシ伝わっ
てきます。


AUT_2604-w400.jpgヴィヴィオRX-Rにジムニー。
4駆のこの車たちはよく走る
だろうなあ。2台ともナンバ
ー付きということは自走で来
たのきゃ?


AUT_2611-w400.jpgスタート直後にマッドフラップ
の固定プレートがタイヤに接触
したのでピットイン。ドライバ
ー交代を行い、T君が走り出す。
ほどなくしてエンジンが吹けな
くなってピットイン。プラグコ
ードが外れていました。


AUT_2609-w400.jpg我らタイムウォーカーRCは
1ヘアピンの奥にピットを構
え、戦況を見守ります。
レース開始から出るわ出るわ
の大きな石の数々。車が途切
れるときを見計らい皆で排除
に繰り出す。轢かれそうにな
りながらもレースをサポート。
これもまた楽しいものです。


AUT_2612-w400.jpgボンネットピンが折れ、ボンネ
ットにガタが出てオフィシャル
に指摘されピットイン。針金で
固定するが衝撃の大きさがどん
どん車を蝕んでいく。



AUT_2613-w400.jpg激しい衝撃に耐え切れずマフラー
前部のパイプが切れ、急遽ピット
イン。ナンバー付いていた頃から
サビと腐食がひどく、排気漏れを
起していたのです。
あたりまえだけど弱いところから
逝ってしまうのですね。、


AUT_2621-w400.jpgこのままでは危険なので、
マフラーを取り外すことに。
マフラーを留めている吊り
ゴムを外そうとするがそう
簡単に外れるものではなく
かなりの時間をロスしてし
まう。


AUT_2614-w400.jpgセンターマフラーのみとな
った車はワイルドな爆音を
発生させ、戦うマシンに変
身しました。遠くにいても
走っているのがわかる〜


AUT_2623-w400.jpgスタートから3時間が経って、
いよいよサバイバルレースの
様相を呈してきました。車高の
低い車はバンパーを割るなどし
てガムテ補修が痛いたしいです
が、与太八スピリット号は大径
タイヤと事前のフェンダーカッ
トで、クリアランスを稼ぎなん
とか車の形を維持。


AUT_2625-w400.jpg交代の時間になり、U田さんが
ピットに勢いよく飛び込んで、
轍を飛び越えたとたんにストラ
ットがすっぽ抜け、タイヤがア
サッテの方向に。
スプリングコンプレッサーなん
て持ってきてないよ。


・・・リタイヤか?

どうしよう。あ、そうだ積車に
手動ワイヤー締め締めがあった
のを思い出しスプリングを縮め
定位置にもどす。でも次ジャン
プしたら帰って来れない。完走
が第一目標なので無理をしない
走りに切り替えることにした。


AUT_2626-w400.jpg後半は集中力も落ちるもの。
他車と接触し左には大きな
へこみが。すかさずU田氏
がガムテで「当リィ〜」と
貼る。
ぜっんぜん平気。だって廃車
なんだもん。どんとこい。


AUT_2627-w400.jpgいつのまにか右ライトが破損。
危ないので外すことにしました。
すっぽ抜けた右フロントには
「キケン」の文字をガムテで
貼る。次のドライバーはS前
さん。必ず何かやらかしてく
れる期待のホープです。



AUT_2629-w400.jpg目の前でジムニーが横転!
まっさかさまになったので
救助に向かうがガソリンが
漏れ出し戦慄が走る!ドラ
イバーを脱出させようと皆
で協力して助け出す。
敵味方関係なくゴールを目
指す。これが醍醐味です。


他の車たちもアリエナイ音
を発生しだす。キュルキュ
ル、ズガガガ、シューシュ、
見ていて楽しい。



AUT_2632-w400.jpgS前さんが乗ってすぐに雑
木林を抜けたところでスト
ップ。携帯で確認すると、
電気系が焼けてエンジンが
掛からないという。


終わった。

オフィシャルに引っ張られ
ついにリタイアと覚悟した
が自分で引いた配線なので
なんとかなるかも。と工具
片手に動かなくなった車両
にむかう。何のことは無い。
手抜きして細い線をつかっ
たところが焼けていた。
バイパスさせてエンジン復活す。


AUT_2634-w400.jpg積車に積み上げられていく
脱落したパーツ。マフラー、
センターパイプ、インナー
フェンダー・・・ゴールまで
まともな状態でいられるのか?


AUT_2637-w400.jpg終了の4時が近くなり、完走の
チェッカーを受けようと各車ピ
ットからふらつきながら動き出
す。前半快調だったX4もスト
ラットを壊しエンジンからはニ
ャーニャーとネコのような音を
発していました。さすが猫竹工
房。粋な演出?


AUT_2638-w400.jpg最後まで元気な赤いジムニー
以外はパレードランのように
ゴールの瞬間を待ちながら抑
えて走ります。よくここまで
ブラブラのストラットが抜け
ずにもったものだ。でもゴー
ルまで安心は出来ない。祈る
ような気持ちで見守る。


AUT_2639-w400.jpgそしてチェッカー!
ゴールまで皆で迎えにいきます。
うわっすげぇ轍。すっかり掘れて
道ができちゃってます。


AUT_2640-w400.jpgチェッカーを受けた車が並べ
られていきます。アタケさん
も満足そう。でもタイヤがヘ
ンな方向に曲がっているぞ。


AUT_2644-w400.jpgX4の被害状況は・・どれどれ。
バックリ割れたストラット
ケース。(゜д゜)ウヘェ。
具合が悪くなりそうです。


AUT_2645-w400.jpgリアダンパー付け根もバックリ!
鉄が紙の様に切れちゃってます。


AUT_2641-w400.jpg555じゃなくてらららの
マーチもシャコタン仕様に
なってます。みんなストラ
ットやられています。


AUT_2642-w400.jpgウチの車も無事完走。他車と
比べてキレイなのはナンチャ
ッテ泥跳ね対策の賜物だったり。


AUT_2643-w400.jpg最後にみんなで記念撮影。
ほんとは車に乗っかって撮り
たかったけど表彰式や撤収時
間が近づいていて断念。


AUT_2651-w400.jpg対策のおかげかまったくつま
っていないラジエターまわり。
やったことが効果を得たので
ひとつ良い経験になりました。


 次回はどんな車で出ようかな。廃車を引っ張り出し思い切り走るだけなのだけど
 こんなに楽しめるイベントで花道を飾れるなら車も本望でしょう。

 おしまい。

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