K4-GP参戦記 

まえがき
2000年の夏にマッドハウスのイベント「
FUJI SUMMER FESTIVAL 2000」参加後に
マッド杉山氏からK4GPに参戦しないかとのオファー。えっ?ヨタハチは軽じゃないのに
と思いきや正式名はK4-GP&othersとのことで1500cc以下の車両も参加できることが判明。
主催者のマッド杉山氏はヨタハチとホンダのインサイトとを燃費勝負させてヨタハチに勝っ
てもらいたいと意気込んでいて、「30年の歴史(技術開発の)をぶっこわせ」がキーワー
ドだという。これに意気投合してしまったからさあ大変。
よ〜く考えりゃ素人がレストアした車両が現行最強燃費車両(当時)にかなうはずは無いの
にプロジェクトは走り出してしまいました。


1)2001/02/11 K4-GP&OTHERS 富士4時間耐久
  ろくに富士を走った経験もないのに調子に乗って街乗り銀ヨタと2台でエントリー。
  ビギナーズラックとはこのことを言うのであって燃費の良さに助けられ、ライバル達
  がガス欠になるのを尻目に入賞を果たす。しかし、インサイトにはまるで歯が立たず。
2)
2001/08/12 K4-GP&OTHERS 富士300マイル耐久
  前回ガス欠車両続出を考慮したのか今回の規定燃料は全開にしても余るものに。
  この回からエコランとは違う方向に走り出してしまいます。前回は青ヨタのポテンシ
  ャルの高さを知り、1台にしぼってエントリーしました。
  思いっきり走れたが他車とクラッシュを喫してしまい、イマドキの軽にスピードでか
  なうはずもなく完走を果たしたが惨敗。
3)
2002/02/10 K4-GP&OTHERS 富士6時間耐久
  真冬の富士で大雪に見舞われたこのレース。今回は往年の名ドライバー細谷さん&大坪
  さんが銀ヨタに乗ることになり車両を提供しての参加。もちろん我々は青ヨタでのエン
  トリー。銀ヨタはヒーターの故障中、青には存在せず、凍る外窓と曇る内窓に半狂乱に
  なりながらも完走。とはいえ、規定週回数に達せず青は完走扱いならず。ベテラン2人
  はクラス入賞を果たす。
4)
2002/08/14 K4-GP&OTHERS 富士1000km耐久
  4時間ではじめたこの耐久レースもついに1000km(9時間半)に延び主催者であるマッド
  杉山氏の描いていた夢が現実になったレースでありました。
  規定燃料は今回も全開で余裕の量だったが、そこは頭脳戦略も必要なレースであり、監督
  のオツムにかかっているのだ。そしてライバルはインサイトに替わりシビックハイブリッ
  ド。強敵現る!だがその前にちゃんと完走できるのかが問題だ。
5)
2003/02/23 K4-GP&OTHERS 富士500km耐久
  前回の大雪に懲りて車内にドライヤー&曇り止めを準備したら好天に恵まれ杞憂に終わ
  った。有り余る規定燃料により、エコラン色は薄く、ひたすら抜かれるだけのレースに
  なった。ヨタハチが好きでサーキットを走れれば幸せという人でなければツライ状況だ。
  しかし、慣れてきたせいかピットロード速度違反をしてしまったりと散々でした。 
6)
2003/08/14 K4-GP&OTHERS 富士1000km耐久
  2回目の富士1000kmは降りしきる雨のなか行われた。コース改修前の富士を走る
  最後のイベントなので計画と準備はしっかりしてきたのに、雨により全体の周回数が減
  り、燃費の悪い車が踏める状況になってしまった。お約束で窓も曇りクラッシュ続出の
  波乱のレースとなった。 
7)
2005/01/30 K4-GP in SEPANG 6H耐久
  ついに我々の道楽もピークに達し、海外へ飛び出しました。富士が改修中ということから
  いっそのことセパンでやろうという主催者の壮大な夢に飛びついてしまいました。しかし
  青ヨタのエンジンは耐久性にやや難があり、はじめて車両を借りての参戦となりました。
  クラシックカーレースでヨタハチ参戦の第一人者のS山氏の車両なので非常にレーシー。
  エンジンのみ耐久用にノーマルとなったがその車体のポテンシャルはただものではなかっ
  た。しかし日本では真冬でも現地は赤道直下。日本の真夏なみでエンジンには相当の負担
  がかかり不調を訴えてしまうトラブルがあったが・・・ 
8)
2005/08/15 K4-GP 富士1000km耐久
  3回目となった富士1000kmはリニューアルしたコースでの開催となりました。
  今回からパブリカを持ち込みましたが直前までトラブルが続き当日でもなるべくして?
  エンジンブローしてしまいました。急遽三島まで青ヨタを取りに行くことに。
9)
2006/08/15 K4-GP 富士1000km耐久
  毎年恒例の富士1000km、前回はブローして完走できず、今回こそと対策を施して
  臨むが心配だったので青ヨタを持ってきたのが幸いすることに。果たして真夏の耐久に
  空冷二気筒は耐えられるのか、今回もリタイアしてしまうのか?
9)
2007/08/14 K4-GP 富士5H耐久
  今年も富士1000km!と意気込んだら参加者申し込みが多すぎて5H耐久が前日開催
  することになりました。こっちのほうが面白そう&リーズナブルだったのでスイッチ。
  しかし三日前に行ったテスト走行でエンジンがブローするというトンデモない事態に。
  急所青ヨタにゼッケンを貼り、今回も本番前にドタバタしてました。
9)
2009/08/14 K4-GP 富士1000km耐久UP!
  一年休んでブローしたエンジンの修復に宛てたが結局ギリギリになってドタバタするハメ
  になってしまうのはなんででしょうねえ。今回で最後の挑戦と決めたK4-GP富士1000km。
  エンジンから自分たちシロウトが仕上げて完走できるのか?最後の挑戦が幕を開ける。



青ヨタ修理記録

1) 2000年4月16日〜17日 車の引き取りからブレーキ修理にとりかかる
2) 
2000年4月22日〜23日 エンジンを回してみようと思う。
3) 
2000年4月29日〜30日 祝!エンジン起動!
4) 
2000年5月01日〜02日 祝!クラッチ板復活!
5) 
2000年6月24日〜25日 車検準備のためのオイル交換
6) 
2000年7月29日〜30日 最終回「ナンバー取得」
7) 
その後のモディファイ(修理の記録)

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